2007年12月04日

東門市長にメッセージを届けに!

 12月3日 念願の東門市長へメッセージを手渡してきました!

東門市長にメッセージを届けに!

※沖縄の主要マスコミ勢揃い!NHK、OTV、RBC、QAB、沖縄タイムス、琉球新報と取材ありました。



今回、東門沖縄市長に「泡瀬埋立一期工事中断・事業見直し」を要請する市民集会11人、アーティスト代表、一休さんから2人の14人で行ってきました!


東門市長もこのあまりにも大人数にビックリ(°口°;) !!


当初、11月28日に副市長対応でしかできないとのことでしたが、市民集会では東門市長に直接会えると言うことで少し時間を戴き会えました。市民集会のみなさまご協力ありがとうございました。



▼市民集会による東門市長へのメッセージが始まる。

 最初に市民集会の会長 桑江照子さんの挨拶。


そして市民集会で採択された要請アピール文を読み上げられました。


↓要請アピール文
http://www.awase.net/maekawa/appeal071126.htm

要約「900億円近く投下され、ほば完成に近かった島根県、鳥取県にまたがる中海宍道湖干拓・淡水化事業は中止され作られた水門や堤防の撤去工事が始まっている。東門市長が泡瀬埋め立て工事がもう、かなり進んでしまったことを理由に1区工事は容認することは決して許されない。」



副代表のNPO法人 奥間川流域保護基金 の 伊波義安さん、同じく副代表の泡瀬干潟を守る連絡会 小橋川共男さんの挨拶
NPO法人 奥間川流域保護基金
http://www.ii-okinawa.ne.jp/people/npookuma/

泡瀬干潟を守る連絡会
http://www.awase.net/index2.html



元環境省自然保護官の水野隆夫さんが、「東門市長に発表は自然再生事業を開始している島根鳥取の中海・宍道湖と人工島事業で大規模な環境問題が発生している福岡県の和白干潟の現地調査をするように強く要望した。」
http://www.awase.net/maekawa/nakaumi.htm



▼ミュージシャンを中心にメッセージを集めたKEN子さんのPR
東門市長にメッセージを届けに!


 今回の集会呼び掛け人を1000人、300ものメセージを集め今回東門市長に手渡した。

 数だけではなく有名人の坂本龍一さんのグループアーティストパワーからも多くのメッセージをもらったそうです。
すげーぇ (°口°;) !!



******以下、APから届いたメッセージ。*****
【賛同メッセージ】
<AP(坂本龍一さん達のネットワーク「Artist’s Power」)より>

★大貫妙子(ミュージシャン)
→「人の営みにより、地球が悲鳴をあげている今
このような開発が、それに対してあまりに逆行しているということに
まだ気づかないという人がいることに驚いてしまいます。
痛めつけられた自然が、自力で蘇生しようとする
最後のチャンスが、まさしく今であることを強く訴えたいと思います。」

★吉村栄一(編集者)
「泡瀬干潟の埋め立てに強く反対します。干潟は世界の宝です。」

★飛矢崎雅也(Artist's Power)
→ぼくももちろん賛同します。
以下は、2005年正月のふぇみんという新聞に載せた原稿です。
***************
「不寛容になろう」
  沖縄午前二時、ぼくは泡瀬干潟にいた。友人の勧めで、大きく潮が引く冬の深夜に。暗闇で何も見えないだろうというぼくの予想は外れた。足元の干潟の藻場から、歩くたびに夜光虫が輝くのだ。青白く、しかししっかりした輪郭の光がまるで宇宙のように。緑がかった尾を引く光は海ほたるだ。空を見上げれば星が瞬く。まるで足元の夜光虫と交信するかのようだ。「年」が天体の循環を数えたもので、干潮は「月」の引力で引き起こされる。年月とは、天体と生命の循環が織りなす交信のようなものなのかも知れない。しかし泡瀬干潟は、循環の輪から外されようとしている。「長期滞在型の自然観察リゾート施設」のために、埋め立てられようとしているのだ。
  米軍施設に狙われている辺野古の浜は、二年前の姿のままだった。たくさんの人たちが抗議行動を続けてくれたおかげだ。テント村の女性は去年の冬は寒かったと言った。沖に作られた防衛施設庁のやぐらに夜明けからカヌーで出かけ、ボーリング調査を食い止めたのだ。でも彼女が「怖かった」と言ったとき、ぼくは内心どきっとした。そう、誰だって怖くないはずがないのだ・・・。
  貧困問題解決を掲げる巨大国際NGOが、貿易に関する声明を出した。「英国がかつて貿易で儲けたように、途上国も自由貿易を受け容れて豊かになればいい」と。しかし英国は植民地支配をし、他国に不平等な貿易を押しつけて繁栄してきたのではないか。今現実に生きられない途上国の人々は、愚かだから貧しいというのか。彼らは一体誰に取り入りたくて、こんなことを言うのだろうか。
  ぼくらは誰かと対立したいわけではないし、少数意見と切り捨てられたくもない。しかしだからといって、生物の営みを断ち切り、困難な生活をする人たちを見殺しにしたくない。自分の平穏な生活や人間関係のために、他人を犠牲にすべきではない。新しい年、また一つ重ねる年輪が無駄にならないように、ぼくらは不寛容になろう。裏切ってはならない人々のために、まっすぐに抵抗しよう。
飛矢崎雅也(Aartist's Power)
*******以上、APからのメッセージ終わり。********




▼一休さんプロジェクトのメッセージを手渡す。
東門市長にメッセージを届けに!

「私たちは沖縄市の未来、泡瀬干潟の未来について、もう一度考えてみたいと思い、若者を中心に「沖縄市のみらい☆一休さんプロジェクト」を企画しました。このプロジェクトの趣旨は、『賛成!』とか『反対!』ではなく、沖縄市のみんながハッピーになれる方法を探していきたいと考え東門市長に直接メッセージを届けようと企画してきました。そのメッセージを受取り下さい。」

と伝え


130ものメッセージを渡した!



 <(_ _)>お受け取り下さい。



▼NPO法人一新塾生有志「沖縄市泡瀬干潟の埋立事業の問題点(政策提言) 」

↓沖縄市泡瀬干潟の埋立事業の問題点(政策提言)
http://193-project.com/topics/20071203_isshinjyuku.html

「NPO法人一新塾生有志にて、調査研究活動の一環として、11月16日(金)~18日(日)までの3日間、東京、名古屋、大阪、沖縄県内(沖縄市外)の塾生有志ら14名で、沖縄市&泡瀬干潟視察を行いその中できずいた問題点などをまとめあげ、政策提言作りましたのでを東門市長へお届けします。」
「埋立賛成の市民団体「泡瀬復興期成会」事務局長、「プライド泡瀬」会長と2時間、埋立反対の市民団体「泡瀬干潟を守る連絡会」事務局長と2時間、じっくりお話をお伺いし、意見交換する機会をいただきました。また、「東部海浜開発事業検討会議」副座長ともじっくり意見交換する機会をいただきました。さらに、一般の地域住民の方々へのインタビューもトライしてまいりました。 また、泡瀬干潟の埋め立て現場をカヌー視察させていただきました。
私たちの立場は、しがらみのない“よそもの”の立場です。また、あくまでも中立の立場です。   
既成概念を横に置いて、地元の方々の生の声にじっくり耳を傾けさせていただき、特に、次世代の子どもたちのためにという視点で考えたことを、ぜひとも、お伝えさせていただきたいと思います。 」



▼東門市長からのメッセージ
東門市長にメッセージを届けに!

「今この場では、申し上げることは出来ませんが、泡瀬干潟の問題に関しては総合的に判断して、年内の早い時期に記者会見を開きたいと思います。沖縄市のみんながハッピーになれるようにしたい!」



▼市民集会 桑江照子さん
東門市長にメッセージを届けに!

桑江照子さん「東門市長勇気を出してください!勇気は出すときに出さないと!」と東門市長を励ました!


最後の桑江照子さんのやさしい励ましがとても印象的でした。



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